久しぶりの図書館DVD/CDです。今回はCDです。前は何にしようかと考えながら図書館に行ったこともありましたが、久しぶりなので観たいもの聴きたいものを単純に選んでみました。あ、次回はDVDの紹介をします。
デビー・ギブソンの回に言及しましたが、80年代後半にティーンエイジアイドルのブームが世界的にありまして、その時に沢山のカワイイ女の子がドンドンデビューしてチャートを席巻していました。
日本だと常にある現象ですがアメリカなんかだと最近までラジオ文化だったので、ルックスで勝負する前に実力がある程度伴わないとエアプレイ(懐かしい!)に掛らないということになりかねず。
だからといって最近の人たちがルックスばかりだとは言いません。テイラー・スイフトやアリアナ・グランデなんかは実力が無ければあんなメガヒット連発にはならないでしょうから。いや彼女たち本当凄いですよね。
80年代にデビューしたティーンエイジアイドルの娘たちはどんどん淘汰されて行きました。ポップ・ミュージックの宿命みたいなものですが、その中でも今回のカイリー・ミノーグは本当に息の長い活躍をされています。
80年代後半から90年代前半の成功から一時的商業的に落ち込んで2001年の『フィーヴァー』での大復活、その辺りの代表曲がおおよそ入っているベスト盤です。2004年の発売なので2010年の大ヒットアルバムの『アフロディーテ』からの曲は間に合わず。
日本人に馴染みの深いのは多分2枚組の1枚目、初期のヒット曲群だと思います。ウインクがしきりにカヴァーをしていました。ディスコでも散々掛かっていたと思います。「ラッキー・ラブ」や「愛が止まらない」とかですね。「セレブレーション」のカヴァーも案外好きです。
その後低迷となりますが欧米の基準にも問題があると思います。10代の頃はセクシーさとかは完全にNGで、20代になったらセクシーさが無いと駄目って、そんなに直ぐチェンジできないでしょうに。まあ駄目になる娘はだいたいそこで失敗しますよね。
そこでカイリーは「胸を熱く焦がして」で大ヒット、メインストリームに戻って来ます。今回聴いてもやはり良いです。アメリカ基準で無ければヨーロッパでは相変わらず女神、アフロディーテですので今後も素敵に活躍して欲しいです。近影も本当美しい。あ、実力はもう充分解っていますので。