川越市立美術館 常設展示 水を描く-橋本雅邦から現代まで-

昔から「外人かぶれ」と良く言われました。映画は主に洋画、フランス映画が多かったです。音楽も主にアメリカのR&R、あとクラシック。絵画は印象派、まあそう言われても仕方ない趣味ですね。でも畳の部屋が好きだったりします。

40歳を過ぎた辺りから、日本のものにどんどん惹かれるようになって来ました。「それは西洋人の東洋かぶれと同じ意味だよ」と言う人もいます。それでも良いじゃない。趣味くらい自分の思いのままにさせてもらいましょう。

最初は神社仏閣でした。それから勿論川越に住んでいるので蔵造り。和菓子。古いものは元々大好きでした。でもそんな所くらいだったのがここのところ、橋本雅邦に非常に惹かれている自分がいて、我ながら驚いています。

例えば屏風絵とか、あまり関心が無かったのです。お城とか大きい神社とか、飾ってあってもあまり何も思わなかったのですが、又何でか橋本雅邦氏の掛軸とか、非常にゆっくり鑑賞してしまっています。

実は前回、勿論楽しませて頂いたのですが、橋本雅邦が無かったのが心残りでした。今回はもうお題からそうなので、喜び勇んで美術館に向かいました。本当、何回この美術館に行っているんでしょう?

何となく撮ったモニュメントです。オニムシの夢、だそうです。それは良いとして中に入りました。前の時と同じ、手の消毒、検温、連絡先記入、そしてチケット購入となります。年間定期券買おうか、本気で考えたこともあります。

今回、橋本雅邦は2点、「夏山農村図」「瀑布図」でした。展示名に名前があるくらいだからもっといっぱいあるのでは?と思われるでしょうが、だいたいこんなものです。フェルメールと大々的に宣伝しておいても下手すると一点しかないとかザラな世界ですから。もっともフェルメールは残っている点数も少ないですけど。

橋本雅邦は最後の狩野派ということになるのですが、やはり明治人でもあります。何となく西洋画っぽい遠近感があり、何かが違います。今回は弟子で婿養子となった橋本静水の展示もあり、もうそれで大満足でした。

今回は岩﨑勝平も5点、小さい絵ですが「岬」と「海」恐らく対になっているんでしょうけど、とても素敵な絵です。その横の相原求一朗の「風の午後」という絵が大きく、ちょっと存在感が無いのですが。又、最後になりますが、この常設企画展、昨日で終わりでした。申し訳ありません。まあ、常設なので、それぞれの作品はその内見られるとは思いますが…。

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