夢の翼〜ヒッツ&ヒストリー〜 ポール・マッカートニー 図書館CD

そう言えばビートルズを取り上げていませんでした。エルヴィス・プレスリーは取り上げたんですけど。でもエルヴィスのカッコ良さが判ったのって大人になってからで、子どもの頃は西田敏行が真似していた人のイメージしか無いんですよね。古いよ!

ビートルズも紹介していないのにポール・マッカートニー。ポールもジョンもビートルズ時代よりは売れていないですけど、私自身はそれぞれビートルズをやめた後の方が楽曲的には優れていると思うんです。

今回はポールなのでジョンの話は置くとしてポールのウイングス時代のアルバムがとても好きで「バンド・オン・ザ・ラン」は大好きですしあまり評価の高くない「バック・トゥ・ジ・エッグ」なんかも好んで聴いていました。

このベスト盤は2001年に発表されました。ポールのビートルズより後の活動の総括的なアルバムですがそこから20年、未だ未だ現役ですし昨年はソロ・アルバムを発表、しかもほぼ1人で製作しています。

ディスク1はヒット集、2はポールのお気に入り曲となっています。1は本当に壮観で「マイ・ラヴ」「夢の旅人」…キリが無いですね。「ジェット」とか「ハイ・ハイ・ハイ」なんか聴くとやはり本人がバンド形態が好きなんでしょうね。声も生き生きしています。

ただこちらの前に出したベスト盤にはあったスティーヴィー・ワンダーやマイケル・ジャクソンとのデュエットは入っていません。権利のこともあるので何とも言えませんが。近年のカニエ・ウエストやリアーナとのコラボも含め、人種に拘らないのはこの人の素晴らしい所だと思うのですが。

2の方はさすがにファンでないとわからない曲も増えますが「恋することのもどかしさ」なんかは聴きものです。「ジャンク」「マン・ウィ・ワズ・ロンリー」は死別した奥様のリンダと2人での曲です。再婚はしても彼女は特別な人だったんですね。というかそう思いたいです。

「ロケストラ」はロック版オーケストラというコンセプトですがメンバーが凄い。ピート・タウンゼント、ディヴィッド・ギルモア、ジョン・ポール・ジョーンズ、ジョン・ボーナム、ゲイリー・ブルッカー…って、イベントの為にポールが直接声掛けしたそうです。

ボックス仕様のケースはやはり不特定多数の人対象の物には不向きです。箱がどうしても汚くなります。しかも縛っているのは輪ゴムです。勿論大事にしない人が悪いという大前提はありますが紙ケースの製品はちょっと考えものです。

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