ビリー・ザ・バラード ビリー・ジョエル 図書館CD

70年代のピアノ・プレイヤーと言えばエルトン・ジョンとなりますが、70年代後半からビリー・ジョエルの全盛期が始まり、80年代にはエルトンが停滞期を迎えたこともあり、ピアノ・プレイヤーと言えばビリー・ジョエルという時代になりました。

エルトンの全盛期の楽曲は底抜けに明るい曲が多く、ビリーの楽曲軍とは対照的ですが、初期の内省的な楽曲を聴くと、根は同じかもしれないと思ったものでした。ビリーの方も売れて来ると音が少しゴージャスになりますが。

こちらのタイトルはラブ・ソング集となりますが、ビリー本人が選曲したとのことです。「アップタウン・ガール」もラブ・ソングだと思いますが、選に漏れています。「ストレンジャー」「ハートにファイア」もそうですね。

まあ、それ全部入れたら単なるベスト盤になってしまうので、コンセプトに合うものを厳選したということで良いんでしょう。作業中のBGMとして使っても良いアルバムとなっています。ロックンローラーに対して褒め言葉ではないですけど。

日本人が大好きな「オネスティ」も入っています。ちょっと堅苦しい歌詞でもありますが、最初のピアノのイントロがとても美しい楽器です。あ、最近は学校の教科書にもあるようなので、皆さんよりお子様の方が詳しいかも知れません。

そして必殺の「素顔のままで」、これは本当繊細なバラードです。「マイ・ファニー・バレンタイン」とかの良くある、今のままのあなたでいてね、という歌詞です。まあ本当の恋だとそれにたかを括っていると駄目なんでしょうけど、一番盛り上がっている時はそんな気持ちなんでしょうね。もうすっかり忘れましたが…。

90年代の後半からは半引退状態という言い方をされますが、新曲をあまり出さないというだけで、ライブ活動なんかは精力的にこなしているようです。新曲を発表したって、どうせライブで盛り上がるのは全盛期の曲になるんですよね。ベテランは。

日本ではエルトンよりも人気のあるビリー、「オネスティ」は何度もCMやら何やらで取り上げられています。美しいメロディと自省的な詞は本当に色褪せないです。一度聴いてみていただければと思います。

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