ステイン・アライブ 図書館DVD

福岡でもちょっと復活させました図書館DVD/CDの記事ですが、川越高階に帰るとちょっとご紹介したくなります。もうストリーミングが主流の昨今ですが、円盤文化最後の世代という気持ちでやっております。

この映画、「サタデー・ナイト・フィーバー」の続編ということですが、主人公がダンサーという設定以外何も繋がりが無い感じです。そもそも前作も主人公はダンサーというよりチンピラかと…。

でもあの頃「ロッキー」で大ブレイクしたアメリカン・ドリームの体現者、シルベスター・スタローンが監督、勢いは落ちてはいるもののヒットメーカーのビー・ジーズの音楽で、何とか2匹目のドジョウを狙っています。

そもそも映画でも何でも続編を想定して作っている物ってあまりありません。そんなことをしたら中途半端になり、本編がヒットせず続編も作れません。なのでしっかり完結しますのでそこに続きを作るって大変だと思います。

今回も前作から数年後、悪い仲間とも手を切ったか、ついでに良い雰囲気で終わっていた恋人のステファニーとも別れてスターを夢見てダンスの先生とかしながら生計を立てている主人公のトニーの物語です。

前作からの登場人物がトニー役のトラボルタさんとその母親しかいません。この時点で続編の意味無いですよね。しかもこのトニーが現時点で恋人がいるのにミュージカルの主役の女性に色目を使って取り入って…。

そもそも前作でも主人公の性格は悪かったですし、最後更生しようとして終わっていましたが、やはりクズはクズという感じです。この映画コケたんですが誰が共感できるんだ?という感じです。

正直ストーリーには全く魅力を感じませんが、若き日のトラボルタさんや今はほぼ引退状態ですがシンシア・ローズさんのダンスが見もの、そんな感じです。主人公にルックスとダンス以外の魅力が無いので、誰が監督しても続編としてのヒットは難しかったとは思いますが。

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