グレイテスト デュラン・デュラン 図書館CD

80年代初頭にニューロマンティックと呼ばれる人たちが音楽シーンを席巻しました。恐らくそのスタイルをジャニーズも取り入れたし、後のビジュアル系と呼ばれる人たちはモロに影響を受けています。当時の音楽雑誌もほとんどそれ一色でした。

昨年クイーンの映画が話題になりましたがそのハイライトがライヴエイドの場面でした。ライヴエイドはDVDも出ているので観るとわかりますが、ロンドン会場の前半はニューロマンティックの人たちがジャンジャン出てきます。

1985年くらい迄は流行も続きその後人気が急降下となります。なので今の若い人がライブエイドのDVDを観ると序盤は「誰?」という感じの人たちのオンパレードです。

ニューロマンティックの中でも特に売れていたのがカルチャー・クラブと今回ご紹介するデュラン・デュランになります。ライヴエイドでも彼らだけ本国イギリスではなくアメリカで結構後半の方の登場でした。ちょうどアメリカでも人気の絶頂期だったんですね。カルチャー・クラブは解散、再結成を繰り返していますが、デュラン・デュランは未だ現役で続いています。

今回ご紹介するのは彼らのベスト盤になります。DISCに傷が〜という記載がありますが特に聴取に問題ありませんでした。ケースがボロボロなのはいつものことです。まあ、久し振りに聴くとテンション揚がる〜。歳がバレる。バレてもいいんですけど隠居だし。

「プリーズ・テル・ミー・ナウ」は原題と全然違うけれど、このフレーズが印象的で邦題が正解でいいんじゃないかと今でも思っています。「ザ・リフレックス」「ハングリー・ライク・ザ・ウルフ」も懐かしいです。ヴォーカルのサイモン・ル・ボン、格好良かったです。デュラン・デュランはヴォーカル以外のメンバーのルックスも良いので時代の雰囲気に非常に合っていたんですよね。他のバンドですとだいたいメンバーの中にビジュアルが「あれ?」という感じの人が何人かはいますので。まあ自分を鏡で見て言えですけど。

1980年代の終わりにニューロマンティック自体が失速し彼らの人気も停滞します。もうダメかなと思ったら「オーディナリー・ワールド」で復活ということになってくるのですが今考えるとその間5年くらいなんですよね。シーンの流れって本当残酷です。でも彼らはまだマシでほとんどのバンドが人気回復することなく今に至っております。でも「オーディナリー・ワールド」はこうして並べるとちょっと地味かなぁ。キラキラ感が。好きな唄ではあるのですが。

確かこのCD昔持っていました。引越しの時に処分してしまったのですがミュージック・クリップ集のDVDが付いていました。それもかなり秀逸で彼らがMTV時代の流れにも乗っていたことが良く解る内容でした。あ、それこそ以前紹介した10ccのゴドレイ&クレームが監督を務めていました。今なら動画サイトで見れると思います。違法だと困るので具体的に名前は上げませんけど。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です