今回のご紹介は目的地に辿り着いていません。何故なら海の向こうにあって船も出ていないからです。干潮時には渡れるというのですが、海も荒いですし見た時はとても信じられない感じでした。

志賀海神社の本社は以前ご紹介しています。志賀島の本土側入口に建立されています。そこから金印海道という志賀島の周回道路の最末端に位置しています。バスも少ないですが、志賀島の船着場から歩いても1時間半くらいでしようか。
福岡に行った初めの頃は海を見るというと、博多湾と大村湾と有明海くらいしか見ていなかったのでこの外海の感じは新鮮でした。それだけに干潮時に渡れると聞いても実感が湧きませんでした。でもネットには上がっているんですよね。
まあそんなことを言っていても始まらないので一礼して周辺を歩いてもみました。志賀海神社が元々はこのあたりにあったとして、表津宮跡というものがありました。本当にそこにあったかは疑義があるようですが。
古墳の跡がありました。そこに欧州戦没記念碑というものが建っていましたが、説明もないので何の戦役なのかはわかりませんでした。ちょっと書いて頂けたらわかるんですけどね。まあそれも経費が掛かりますしね。
しかしこちらで外海を眺めながら思ったのは、かつての元寇の時はここからとんでもない数の船が見えたんでしょうね。怖かったでしょう。その更に前の時代、防人の方々もこの風景を見ていたんだと思うと何も言えない気持ちになりました。