教養物のDVDを借りました。日本のTVは8月になると戦争を振り返る(主にNHKですが)ことが多くなります。でもヨーロッパ戦線についてはあまり取り上げられません。そんなことを思いつつ借りてみることにしました。
こちらvol.1とありますが3回シリーズです。あまり良く無かったらこれで止めようかと思いましたが、NHKで取り上げたものは流石の出来栄えで3つ借りようと思いました。連続で取り上げられるかは他の方が借りてしまったりもありますので成り行き次第ですが。
第2次大戦の頃ですとカラーの映像は当然ありますが、一般的にはモノクロが主流の時代です。カラーは相当高価だったそうですから。ナチス党やソビエト共産党の行進とかやはり威信が掛かった物にはカラー、惜しみなく資金が注がれているのがわかります。
前回借りた「追憶」でケイティの1937年の演説でも出てきたスペイン内戦に始まります。ファシストとかソビエトとかケイティの演説にも出て来ていました。そうかこれだと思いながら見ていました。
そこからナチスドイツのポーランド侵攻、フランス戦線と続く訳ですがフランスでドイツ兵が結構贅沢をしていたようですね。又キャバレーはドイツ兵相手の商売も続いていました。映像に残ってしまうとその後を知っている私たちはちょっと辛いですね。「二十四時間の情事」のヒロインの境遇を思い出しました。
有名なダンケルクやロンドン空襲後の映像も出て来ます。結構な損害を被っていますね。イギリス。あ、イギリス関連ではジョージ6世の戴冠パレードも出てきました。物凄く華やかですね。エドワード8世が突然辞めてバタバタだったはずですが。
結局ドイツはイギリス上陸を一旦取りやめ東部戦線へと進んで行きます。イギリスとは講和をしたかったという話もあります。それはさておきバルバロッサ作戦は進行して行きます。モスクワの近くまでドイツは迫りますがこちらも膠着状態に。
そして最後にパール・ハーバーの映像が流れます。そう本タイトルはヨーロッパが主題なので日本関連はここまで何もありません。アメリカもヨーロッパ戦線とは距離を置いていたのであまり出番がありませんでした。vol.2から関わって来るんでしょうね。
本タイトルはドキュメンタリーですが私の頭の中は今まで観た映画とか、他のドキュメンタリーとか色々思いながら観ていました。太平洋戦争の映像の殆どはモノクロで国力の差をひしひしと感じます。次もしっかり観ることにしました。