リトル・ロマンス 図書館DVD

前回のDVDが「ロミオとジュリエット」で何となく思い出して借りてみました。この映画別に人が死ぬ訳ではありません。おとぎ話としてはとても素敵で私が幼かった頃にはとても憧れていた映画です。

ローティーンのダニエルとローレンの恋愛映画ということでだいたいは語られますが、改めて見直すとこれ観光映画でしたね。パリ、ヴェローナ、ヴェニス、そこを舞台に幼い2人の恋物語が綴られています。こんな出会いしてみたかったです。

スーラ風の、公開時こんなポスターなり何なりあったかなあ?と思いますが公開時はこちらも幼く絵画にあまり興味が無かったので、見ていても目に入らなかった可能性はあります。でもこれだとローレンス・オリヴィエの映画ですよね。クレジットでは確かに主役ですが。

ダニエル役のテロニアス・ベルナールさんは恐らくその後活躍がほとんどありません。ご存命とは思いますが子役で終わってしまったんでしょうね。一応英語のwikiを当たりましたが歯医者さんになっていると記載がありました。

まあwikiなので本当かどうかは分かりません。とても可愛い男の子でしたね。でもダニエルって「小さな恋のメロディ」の男の子もダニエルでしたが何か可愛い男の子の名前として意味があるんですかね?

又こちら13、4歳頃の本当に初々しいダイアン・レインのデビュー作として有名ですが美少女っぷりが凄いです。ここから擦れて行っちゃうんですよね。あ、親目線になっているけど私より年上でした。今でも美しい俳優さんですよね。

若いスターさんのデビューと対になりますがローレンス・オリヴィエの老いの演技というのもあります。ローレンスと言えばシェークスピア劇のイメージがありますがこんな役でもちゃんと演っていますね。あ、ロミオとジュリエット?ヴェローナが出てくるのはそれに掛けている訳ですけど。

若い頃観たはずなのですが今見ると当時見えていなかったことも見えますね。ローレンの義理の父親がとっても良い人です。だいたい義理の親って悪く描かれることが多いですが母親と娘の間でとても良い父親、夫の設定になっています。理解力と包容力がある役です。

それにしてもこのタイトルも40年前なんですよね。毎度同じ感想で申し訳ありません。いつもご覧になられている方には「又このリアクション?」と言われそうですが、こうやって歳を取ると同じ話ばかりするようになるのかな?とか勝手に思っています。

追記:昨日は3.11でした。10年ひと昔とは良く言ったもので黙祷をする人も減りました。私もその時間は過ぎてしまいましたが後でしっかり地震のこと、お亡くなりになられた方のことを考える時間を作りました。1/2は東北の血が入っていますのでいつまでも忘れないように生きていきたいと思います。

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