近県に住んでいても都留市と聞いてピンと来るものがあまりないのですが、と言うと怒られてしまいますね。スミマセン。大月と富士吉田の間になりますがちょっと地味な所ではあります。これも失礼ですかね。
有名なものとしてはリニアモーターカーの実験線があります。実は20年近く前に試乗の抽選に当たり乗せて頂いたことがあります。倍率は時々で違いますが80〜100倍くらいと言いますからとってもついていました。
あとはなんだろ?とか考えても仕方ないのですが訪問した日はリニアの見学センターはおやすみでした。何かあるかしらと都留の街中をフラフラして、芭蕉の句碑があるとか書いてあったのでちょっと行ってみることにしました。
来てみると何か見覚えが。路線バスの旅の番組で通っていたのを見ました。バスではなくそこは歩いていましたが。バスだったら単に通り過ぎて終わりだったでしょうね。特にあの番組は観光要素を求められていませんから。
橋の上から写真を撮りました。大して高く無いんでしょうがワタクシにはちょっと嫌な高さでした。腰が立たなくなるほどではありませんが。まあ綺麗ですけどこれ天然っぽく無いなあと感じました。
説明書きを見たらやはり人間の手が加わっていました。侵食や関東大震災での崩落などで危険な状態の所を補修したりしているようです。でも元の姿に戻すような復元作業も進めているそうです。でも芭蕉が見た風景とはやっぱり違うんだろうなあと思います。
ここは車だと通り過ぎてしまいそうな所ですが、ちゃんと駐車場もありますので寄ってみてはいかがでしょうか。又、富士急行の線路もそばを通っています。列車と滝を同時に写せるスポットは無さそうですがあったら教えて下さいね。
松尾芭蕉はこの辺りに弟子が住んでいたことから何度か滞在しているみたいです。奥の細道のルートには入っていませんけど。東京の下町にも芭蕉の痕跡があり何となく親しみを覚えるのはちょっと飛躍のしすぎかな?と自分でも思っています。