ヤオコー川越美術館をご紹介した時に川越観光の北限は川越夜戦跡辺りという内容を書きました。書いてはみたものの見に行ったことが無いことに気づきました。駅からは遠くそばで用事があるとかも無く行かず仕舞いになっていました。やっぱりちょっと遠いんですよね。そばで用事って何かあるかなあ…。
元々は大きいお寺さんだったということですが、ちゃんと寺の前に参道があることからもそれは分かります。参道に入ると何やら看板が…。近隣のマンションと揉めているようです。古い町は本当色々ありますね。
マンション建設のトラブルなんかで立て看板があるのは市内でもいくつか見たことがあるのですがここは結構本格的なものが立っていました。なかなか拗れているんでしょうか他所者はあまり詮索しないようにします。
お寺さんの紹介が先のような気がしますが今回の目的はこちらだったので。お参りはちゃんとしてますのでご心配なく。合戦当時の東明寺はかなりの広い敷地だったようですので実際の合戦場はここでは無いかもしれません。
でも数万の軍勢が来ていたのでピンポイントの場所ということでも無いんでしょうね。この戦いで北條氏の関東支配が固まって行ったということですから、やっぱり当時の川越は武蔵国の要衝だったんでしょうね。
川越周辺の史跡は後北條氏関係が多い気がします。太田道灌はちょっと違いますが近い年代ですね。それと江戸時代の物がやっぱり多いのは時代が新しいのと大規模な戦いもなく空襲も無かったからでしょう。
正直普通の観光ではここまで足を延ばすことは無いと思います。歴史好きや古戦場マニアの方なら別ですが。とか言いつつも川越の観光地がどんどん広がっている現状を考えると、もしかしたら10年後にはこの辺りも若い女性向けの何かを作って集客をしているかもしれません。