追憶 図書館DVD

バーブラ・ストライサンドが大好きで、CDの方で取り上げたいと思っているのですが、主演映画を先に取り上げることになりました。日本ではあまり人気が無いのですが、アメリカでは国民的大スターです。とにかく表現が豊かで声量もあります。

音楽の方面での彼女の功績はCD紹介の時に又改めて紹介しますが、俳優としての経歴もなかなかの物です。本業は恐らく歌手業なので本数は少ないですが、「ファニー・ガール」と「スター誕生」で2度のアカデミー賞を受賞しています。

こう書いていますが、とは言え映画に出ていても彼女に期待されるのはやはり歌で、本タイトルでも主題歌は彼女の歌唱です。と言うかこの主題歌は1974年の年間No.1シングルでもあります。皆さんもどこかで聴いたことはあるのではないかと思います。

そして共演はロバート・レッドフォード、相変わらずのカッコ良さ、流石です。この頃が多分一番乗りに乗っていた頃です。本来ならこの映画でもアカデミー賞獲ってても良さそうな感じですが、残念ながら主演俳優賞には縁が無く終わってしまいました。もう引退したと言っていますので。それも残念なのですが。

このタイトルですが、初めて観た時からずっと違和感があるのですが、このロバート扮するハベルが、どうしてこのバーブラ演じるケイティを好きでい続けられるのか?ということです。不器用な女性がどうにも可愛いということは、世の中ではあるのかも知れませんが。

本タイトルが公開された1974年というと、日本では連合赤軍事件から2年、世界的にも学生運動が終結しつつある頃です。時代背景は第二次世界大戦前後になっていますが、時代の雰囲気は重ね合わせています。

それにしてもやはりハリウッドにとって「赤狩り」というのは本当に重い十字架のようなものなのですね。そこに闘いに行ってしまうケイティと、折り合いを付けて生き残ろうとするハベル。合わなくて当然ですが、そこに愛情があるから複雑になります。

最後のシーンでは相変わらず政治運動を続けているケイティと再婚したハベルがばったり会うシーンが出て来ます。ケイティも再婚したと言っていますが、してないような気がします。そして闘争は続く、ということでしょうね。

ハベルはテレビの仕事をしていて、撮影やら何やらせわしないと言っています。多分ハリウッド側から見た皮肉なんでしょうね。映画は時間が掛かりますけど、テレビはスピードですから。テレビの興隆によって、映画がこの頃から斜陽産業になって行った原因でもありますから。

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