新倉ふるさと民家園 和光市

先日の長距離ウォーキングで白子宿などを通った和光市ですが、正直通り過ぎるだけであまり行ったことがありませんでした。市内にある理化学研究所の解放日に子どもと行ったくらいです。

東武東上線で埼玉に入って最初の駅になりますが、地価が下がりにくいことでも知られています。地下鉄の有楽町線も利用出来ますし先程の理研やホンダと言ったサラリーの高い事業所があるということも要因みたいです。

その和光市駅から歩いて10分もかからないところに今回のスポットがあります。旧冨岡家住宅と言い元々は現在の外環道のところにあって解体し、部材を市に寄付、市によって復元して一般公開しているというところです。

推定築300年以上と言うことですがなかなか民家は保存が良くないですからかなり貴重な建物になります。こういう建物はどうしても現役で使うのは今の時代大変です。でも壊したらもう作れませんからね。

柱が邪魔だなあと思いつつもスロープから撮った写真です。藁葺き屋根の趣きのある家ですね。もう一つ建物があるのですがそちらは昔の遊び体験、竹馬とかですが、ができる施設となっています。

中は土間、板の間、畳敷に綺麗に別れていました。土間には釜戸があります。恐らく昔は牛馬やニワトリを飼っていたんではないかと思います。昔の農家って他もそんな感じの所が多いですから。

板の間の梁も立派でした。真っ直ぐな木ではなく曲がった木に合わせて建物の構造にしている本当の昔の家です。畳敷の部屋も手入れが良く行き届いており客人用だった往年を偲ばせます。

それとパンフレットには記載が無いのですが昔の脱穀機とか古道具が建物の裏側に展示されています。土間にも昔のお櫃や臼なんかあります。古民家が保存されている所にはだいたいありますけど見るのは結構好きです。

見るのは恐らく10分か20分そこらだと思いますが古民家はやっぱり落ち着きます。飲食禁止ですが畳敷のところでお茶でも飲みたくなる雰囲気です。駅からも近いのでお近くにお越しの時はちょっと寄り道してみて下さい。

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