弁天横町

古い町にはやはり陰の部分がどうしてもあります。川越とて例外ではありません。しかも纏まった空襲も無かったので、陰の部分は戦後もしばらく残りました。いわゆる色街です。風営法も変わり、川越が寂れるに連れ、色街はそれに輪を掛けて衰退して行きます。

昭和の終わり頃からレトロな街並みで、川越は観光地として復活していきますが、色街は復活することなく衰退が進行して行きます。入り口の看板には4つほど店の名前がありますが、中には「ロートレック」さんしか看板がありません。

中から撮りました。横町の中は廃屋と既に新しい家が建って来ています。色街に普通の家はまず絶建たないでしょうから、既にその役割は終えていることがわかります。廃屋の写真を撮りに来る方々もいらっしゃいます、

そう思って見ていくと、廃屋に円窓があったり、特徴的な建物だなあと思います。よくよく見ると、リノベなんかして新しく事業を始めたところもありますね。景気の悪い中大変でしょうけど、頑張っていらっしゃいます。

正味の話、昔の建物は壊してしまうともう同じ物は建ちません。建築基準法も何も今と昔からでは違うからです。建蔽率も変わっています。なので、ご興味のある方は早めに見に行った方が良いと思います。

実際、以前私は良く地方へ行ったものですが、街としての価値を失い完全に荒廃してしまうか、街としては未だ価値があるところはまだらに新しい家が建ってきます。仕方ない部分もありますが、記憶にだけは留めておきたいと思っています。

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