ツイン・ベリーベストコレクション 戸川純 図書館CD

図書館って、リクエストで何となく仕入れたりするものもあるので、「何でこんな物が」という物を見つけることがあります。芸能人や任侠の方々のゴシップ本があったり、写真が無いだけでエロ関係の本があったり…。

それらに比べればこのCDがあっても何の不思議も無いでしょうけど、マニア以外にあんまり需要は無いと思うんですけど。純ちゃんごめんなさい。ゴシップやエロと一緒にしてしまって。でも80年代の彼女の扱われ方はちょっと変な人でした。

図書館に相応しいかどうかは別にして、彼女関係の物は発売されればすぐ無くなってしまいますし、中古市場でも結構な値段が付いている物が多いです。生産枚数も少ないのかも知れませんが。なので図書館で借りられるというのは入口としては良いかもしれません。入って来ちゃダメかも。

戸川純のベストという題名ですが、ゲルニカ、ヤプーズというグループの物も入っており、YENレーベルとテイチク在籍時の音源のピックアップという感じです。と言っても大概の人は何のことやらという感じですよね?

ゲルニカがとても大好きでした。当時戸川純さんは女優としてのキャリアをスタートされていた後で、表現者としての魅力を上野耕路さんと太田螢一さんが最大限に引き出していました。よくファースト・アルバムが取り上げられますが、再結集した後の2つのアルバムがコンセプト・アルバムとしてかなり仕上がっています。

「電力組曲」とか、「地球ゴマ」とか良いですし、「パノラマ・アワー」「ノンシャランに街角で」は戸川純の歌唱が素晴らしい曲です。座長にならなくて良いので歌唱のみに集中できるからなんでしょうか。

ソロでの曲やヤプーズの曲も悪い訳ではないのですけど、でも頑張っちゃってる感じがするんですよね。ソロはまだしもヤプーズの方は。「セシル・カット」みたいな可愛い曲がかえって心地よく感じたり。

このベスト盤の時代を過ぎて、ドンドンアングラ化が進んで行った印象です。妹の京子ちゃんの自殺もあり、ってもう20年近くなるということに今気付きました。本人の自殺未遂もありましたし、メジャー化はし難いですよね。

私はそれでも折りにつけ彼女の唄声を聴きたくなる時があります。特にゲルニカのアルバムはコンセプト・アルバムになっているので、通して聴き続けられるんです。ゲルニカ復活は流石に無理でしょうけど、新作が出る度に聴き続けるのは多分変わらないんだろうなあと。

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