ハウステンボスに続いてもうなかなか来れないということでシーガイアに行ってみました。どちらの施設も多額の投資をしたものの経営難になって倒産。外資が入って復活してきているところ迄同じです。
しかも開業がシーガイアは1993年、ハウステンボスは1992年です。建設中にバブルが弾けましたが最初はどちらもかなり盛大にオープンを盛り上げていました。でも客足は遠のき経営に行き詰まりました。
スティングさんがこけら落としのコンサートをしましたが、環境保護に力を入れていたスティングさんなのに、森林伐採で建ったこの施設の宣伝をしていて非難されていました。スティングさんあの頃大人気でしたから。
宮崎駅からバスで向かいました。周囲に建物もあまりない所に43階建てのホテルがあるので、かなり遠いところからもすぐにわかります。でも近づくとやはり築30年超のビル、古くなって来ているのは良くわかります。
それでも内装は綺麗にされていました。シェラトンホテルですから。しかしお金持ちが滞在する為のホテルです。私が冷やかしで行っても何もすることも無くウインドーショッピングをしただけでした。
日本が地盤沈下している中、円が割安になっていることもあり、本当に沢山の外国人が日本を訪れています。その中でも東京、大阪、それにここ九州は本当に外国人を良く見かけます。シーガイアにもブルジョアが多く来ているんでしょうね。
でも今は株価を見ているとバブル期を超える値が付いています。景気は良いが円は安い。ついでにお給料も安い。お金って何処に行っているんでしょうね。誰かが食べちゃってます?
そう考えるとバブルの頃は皆がお金を持っていたんですよね。だから行け行けドンドンでした。私は未だ学生でほとんど恩恵を受けていませんけど。でもアルバイトは結構色々ありました。
ハウステンボスやシーガイアを見ていると、何か本当に勢いで作っちゃった感をとても感じます。どちらも今では作れませんよね。あの頃の日本って勢いがあったのか、狂っていたのか、その両方なんでしょうけど。