博多旧市街という地域があります。お寺と神社が多い地域です。昨年ご紹介しました承天寺の辺りは寺町の雰囲気と風情がありますがこちらのお寺がある所は中洲からも近くなるからか、お寺は集まっていますが寺町という雰囲気はあんまり…。
とは言えここは櫛田神社の門前町、雰囲気は新しめではありますが、門前町の賑わいという面では大変楽しいところです。お寺が三軒並んでいますが一番中洲に近いこちらのお寺に入ってみることにしました。
山門がとても立派で趣があります。寺紋がありますがこれは毛利家から与えられたものだそうです。石山合戦時の協力に感謝してのものだそうですが、そう言えば福岡は黒田家の前は毛利の家臣から大名になった小早川家の領地だった所でした。
本堂もとても立派でこの通りです。中に入ってのお参りが出来ましたので靴を脱いで中にも入りました。私は本堂の中を撮影して良いのか今でも良くわからないので撮影したことはありません。
本堂と山門は非常に風情があるのですが、それ以外の社務所とかは近代的なビルになっていて境内を囲むように建っています。もう少し和風のものにならないかなとも思いますがあと50年とかしたらモダンな建物ということになるのかなあ?
私はこのブログを始めてから御朱印集めというのを止めていますがそもそも浄土真宗のお寺は御朱印を出していません。こちらもそうなのですが結構言われるんでしょうね。張り紙がいくつかしてありました。お寺にはそれぞれ事情がありますのでルールを守ってお参りしましょうね。